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2023-06-26 15:16:00

おかげさまで11周年。 by marunimocco

JUGEMテーマ:お祝い

 

 

2023年6月15日。

おかげさまで千歳船橋バル マルニモッコは

11周年を迎えることが出来ました。

皆様にご愛顧を賜りまして

心より御礼申し上げます。

 

11年のうち3年間は新型コロナウィルス感染拡大の影響で

営業もままならない状況でした。

感染症法が5類に引き下げたとはいえ

まだまだ収束したとはいえず

経営的には厳しいのは変わりません…。

 

それでも

ようやく規制も緩和され従来通りの営業を再開することが出来ました。

 

そして

ここまで続けられている一番の要因は

どんな状況でもずっと支えてくださったお客様がいてくれるから。

この想いにやはり恩返しという形で還元したい。

 

自分なりの

【再スタート】。

 

みんながわくわくしてもらえるような。

そして自分自身も楽しめるように。

そんな時、

普段よく来てくれる常連の年配の男性が

「ここに来るのは美味しいカクテルを作ってくれるからなんだ」

とおっしゃってくださいました。

 

また別の日でも。

先ほどのお客さんとは違う方が

「良く昔は銀座や赤坂のバーに行ったけど、最近は全然都心には

出かけないからいけないけど、ここに来たらそれが飲める。

すごく懐かしい気持ちになるよ。」

とここでも私の経歴を知ってくれてのことなのか

カクテルをほめていただくことが続いていました。

 

 

「これだ!!」。

 

 

皆さんに普段はスペインバルだからカクテルを作るのは

コンセプトがぶれると昔、大先輩からお𠮟りを受けて(-_-;)

控えていたけど、イベントで作るのは

楽しんでもらえるかも!!

 

さらに!!

イベント期間中は毎日来ていただいても飽きがこないように

日替わりでカクテルをつくろう!!

 

そうと決まると

後はどんどんカクテルのレシピを思い出し

メニューを作成。

内容も偏らないように

強さも3段階に分けて

テイストもバランスよく。

 

次の日に酒屋さんやお酒のサイトを見ながら

何を仕入れるか。

バーテンダーだったあの頃は

責務だったこの作業も

今は楽しんで出来ている。

 

まるで

宝石が好きな人が

ジュエリーショップで好みのダイヤを探すように。

 

洋服が好きな人が

セレクトショップで

好きな人がどんな洋服が似合うか考えるように。

 

自分の中で

相手を想いながらカクテルを作らせてもらうことが

どんなに幸せな時間なのか。

改めて皆さんに感謝を込めて作らせてもらいたいと意欲がわいてきました。

 

 

いろいろ考えて

あれよあれよいう間に

11周年当日。

事前の告知もあって

楽しみにたくさんのお客様が

3日間限定ではありましたが

通ってくださいました。

 

 

これだけではないんです!!

実はお料理も実は

ワクワクしながらご用意したメニューがあったんです!!

 

それはまた次回に。

 

この場を借りて

この11年。

順風満帆ではありませんでしたが

皆様に支えていただいて

この日を迎えることができました。

 

12年目。

まだまだ諸先輩方に比べたら半人前のお店です。

 

これからも

「誰が為に」。

 

この気持ちを忘れることなく

努力してまいりますので

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう

宜しくお願い致します。

 

千歳船橋バル マルニモッコ

 

 

お酒を眺めているだけで幸せでした!

 

これを機にシェイカーも新調してテンションも上がります!

 

 

3日間限定の日替わりカクテルフェア開催!

 

 

 

かつての教え子たちからのお祝い!ありがとうございました。

 

 

友人や昔からの常連さんたちからお花を頂きました。ありがとうございました。

 

 

 

今は高価な代物となったシャンパン!お祝いに頂戴しました。ありがとうございました。

 

 

12年目のマルニモッコもよろしくお願いします!!

 

 

2023-05-26 17:21:00

男爵いもと川田旅館とbaronkawada。 by marunimocco

JUGEMテーマ:つながる幸せ

 

桜の季節もあっという間に終わって

これからお出かけにピッタリのシーズンになりましたね!

 

この気持ちいい季節に前からどうしても行きたかった場所へ。

それは…

小田急線和泉多摩川駅から徒歩五分のところにある

baron kawadaさんというカフェ。

こちらのカフェ。

おすすめポイントは何と言っても

 

「多摩川の河川敷にある絶景スポット」の場所です!!

 

川の側を散歩して、疲れたらちょっと休憩。

ワンちゃんのお散歩の途中でも。

自転車で河川敷をサイクリングして水分補給の場所としても。

リモートワークで気分転換にオープンデッキでコーヒーを飲みながら。

 

とても穏やかな場所にあって

癒されるスポットです!!

 

何故?ここを知ったかというと。

 

 

実は…。

ここの娘が私の高校の同級生なんです!!

 

そのあと、私にバーテンダーという職業を知るきっかけになる

カフェテリアで一緒に働いていた

縁の深い仲間でもあります。

 

そしてそして!!

 

ここの一番のすごいところは!

なんと!こちらの持ち主である

川田龍吉さんというかたは

 

「男爵いも」の生みの親なんです!!!

 

 

川田龍吉男爵 バロン川田という立派な方の別荘地!!

の跡地にオープンさせたカフェ。

baronkawadaという名前も男爵の称号をお持ちだった先代から

baron(バロン)とkawada(カワダ)を

使用しているそうです。

 

すごい歴史だったんですが

今まで友人からは

一言も自慢話すら聞いたことがありませんでした(笑)。

 

「耳をすませば」実写版映画のロケ地にもなった

和泉多摩川の河川敷そばに実際に存在している

「宿泊施設【川田旅館】」と併設しているんです。

世田谷区では珍しい昔ながらの旅館。

 

中を少し見せてもらいましたが

建物は歴史を感じる佇まいでしたが

中はとてもきれいにされていてほっとする客室でした。

基本的には素泊まりプランのみ。

 

ちょっとして小旅行気分に泊まってみるのもいいかもしれませんね。

 

商品もこだわっていて

地元狛江・和泉多摩川のお店で営んでいる商品を取り扱い

地域密着型の経営をされていらっしゃる志が高いお店。

具体的には

コーヒーは「k.baseroasterylab]」という自家焙煎珈琲のものを。

ビールは籠屋というところで。

こだわってますよね!

 

 

これから夏になって

アイスコーヒーやビールが美味しい季節ですので

是非一度

足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

和泉多摩川の河川敷から見えるおしゃれなカフェ。

 

 

外には自転車を置くスペースやワンちゃんとくつろげる椅子も完備。

 

 

男爵いもの生みの親。baron川田さんの功績を子孫の友人が引き継ぐ。

素敵なお店でした。ごちそうさまでした!

 

 

2023-05-01 17:35:00

時の流れ 2023。 by marunimocco

JUGEMテーマ:あしたのために。

 

政府は新型コロナウィルス感染拡大の対策を1段階緩和して

感染症法に位置付けを2類から5類に移行することを決定しました。

それにより水際対策も緩和され

人の流れも徐々に増加傾向になっています。

 

お店は…というとまだまだコロナ以前のような活気が戻るには

もうすこし時間がかかりますが

愚直にやれることをやっていこうと思います。

 

先日、千歳船橋の名所とも言うべき桜の木が地権者の方が

土地を明け渡すということで倒壊することになってしまいました。

小さい頃からずっと見ていた桜の大木。

ここにあることが当たり前で

春になると毎日通っていた場所。

「当たり前」なんて言うものはやっぱりないんだよね…。

とそばで見ていた知り合いのおばちゃんと名残惜しい気持ちで見ていました。

それにしても残念です…。

 

 

 

新型コロナウィルスの認知が一端落ち着いたところで

今年に入ってから私の周りでは新しいことにチャレンジする人や

一度今のキャリアをリセットする人たちがいました。

 

一緒のタイミングで開業したり、ヘッドハンティングされて転職したりした言わば同志たち。

私から見たら、第一線で活躍してきた尊敬する人たちが

こぞってその道を潔く離れて新たな道をまた開いていて、

先を見るスピードの速さにどこか置いて行かれている感覚さえ感じるほど。

 

そんな中、千歳船橋に私の憧れのオーナーさんのお店も4月で閉店されるとこ情報が…。

駅の反対側で営んでいらしたその方は

料理の腕が一流で野菜の使った料理は天下一品!

ワインにも造詣が深く。

そしてなにより、仕事に対して一切の妥協がなく

とても真摯に料理に向き合ってるは

正直真似ができないレベル。

 

そんな最高のお店が7年で閉店…。

「真摯に営業していればお客様があとはちゃんと判断してくれる」

そんな私の価値観というものが崩れていくようで

当初は私自身もお店を存続するか悩むほどでした。

 

「パフォーマンスが最高の状態できれいに幕を閉じる」

もしくは

「完全燃焼するまであがいてみる」

 

どちらかを選ぶかはその人次第。

 

 

だけど。

素直に同じ世界で切磋琢磨した人たちが離れていくことは

どっちの信念でも寂しいということ。

 

 

この街でMarunimoccoも今年で11年。

本当に皆様が求めているお店なのか

今一度考えさせられる出来事でした。

 

千歳船橋の桜の名所

毎日ここで写真を撮るのがお気に入りでした。


 

 

自然が破壊される光景はやっぱり悲しいなぁ・・・。

ずっと遺しておくことは難しいんだろうけど。

 

 

2023年現在の千歳船橋の風景。

この風景もいつか変わってしまうと思うと

「諸行無常」という言葉が心に響きます。

 

 

2023-03-23 17:24:51

新幹線に乗って。 by marunimocco

JUGEMテーマ:国内小旅行

 

 

ようやく寒い時期も終わりを告げていよいよ始まりの季節。

今年は桜の開花が史上2番目に早いらしく

桜も早々に満開のところがちらほら。

この季節になると

どこかソワソワするのは私だけでしょうか(笑)。

 

先日、新型コロナウィルスの規制も段階的に緩和されて

久しぶりに新幹線に乗って

新潟県にスキー旅行に行ってきました!

 

スキー(スノーボード)に最後に行ったのは10代が最後。

そのころはミーハー気質なところもあって

毎年シーズンになると夜行バスでいろんなスキー場に行って

調子の乗って滑っていました。

 

(調子に乗って、スノーボードのハーフパイプに挑戦しようと

意気揚々とバンクに入るとあまりの急斜面に怖気づいてしまい

真っすぐ滑って抜けていったのは今でも恥ずかしい思い出です汗…。)

 

新幹線では若い方が春休みで多く利用していて

現地に着くといろんな国の人たちがたくさん来ていて

「外国の方にとってはコロナウィルスをもう収束したと認識しているのか」

と国ごとの感覚の違いを肌で感じていました。

 

当日は快晴に恵まれて

まだ雪も残っていて

実際、スキー場では密になることはなく

久しぶりに自然の中で思い切り過ごせたように思えました。

年のせいか

太陽が雪に反射して

まぶしくて目を開けてるのがつらくて

「年…取ったな」って落ち込む場面もあったりなかったり(笑)。

 

 

やっぱり、この4年。

自粛が続いて、いまだに飲食業界もまだ回復しているとは言い難い状況ですが

旅行をしてみて。

 

人間は真面目に生きてるだけじゃなく

たまには

【娯楽】を体験して心にゆとりを持つことができる生きものなんじゃないか。

と思わせてくれた

とても有意義な休日になりました。

 

新幹線マニアではないけど、このフォルムは美しい。

 

 

眩しすぎるくらいの快晴でした!

 

 

普段見ない雪景色は都会から離れてとてもリフレッシュになりました。

 

お蕎麦もお米もおいしくて日本には素敵な場所がたくさん!またいろんなところに行ってみたい!!

2023-02-24 11:16:00

あれから15年。by marunimocco

JUGEMテーマ:つながる幸せ

 

2月は新型コロナウィルスが少し落ち着いてきたと思ったら、

インフルエンザの猛威…。

一難去ってまた一難ですね。

体調に気を付けてくださいね!

 

先日、

いつも通りにご予約のお客様を待っていると

2人の親子がご来店くださいました。

その母親の笑顔を見ていると…どこか見覚えが。

あ!!

と思った瞬間。その頃をことが昨日のことのように思い出してきました。

 

今から15年前。

バーテンダーとして多忙を極めていたとき

子供の頃からの夢である留学を諦めきれず

後ろ髪を引かれる思いで仕事を退職して

オーストラリアへ単身で旅立ちました。

その話は長くなりますので今回は

割愛させて頂きます(笑)。

 

その当時にお世話になった日本人のご家族が一時的に帰国して

その間に顔を見せに来て下さいました。

そう思い出して母親の横を見てみると

背の高い大学生ぐらいの男の子。

「あれ⁉。確かお子さんが2人いて…」

「え!!」

 

当時、まだ4歳だったあの時の男の子が今は19歳!!

流石に時の流れの速さにびっくりで良くいる親戚のおじさんみたいな

リアクションになってしまいました!

 

でも面影はまだあってとても懐かしい気持ちにさせてもらいました。

 

今、そのご家族は私がお世話になった家があった街から少し離れて

違う土地でお仕事をされていらっしゃるようで

2人のお子さんも社会人と大学生に。

 

「あの頃は一生懸命部屋でも勉強して

学校も行って、仕事にも行ってきたよね。」

あの頃の自分をそんな風に見ていてくださったことがとても嬉しくて

 

「いつか自分のお店を持ちたいって話していたもんね。」

 

私以外にも一緒に過ごした人はたくさんいるのに

こうして覚えてくださっていて

あの頃の温かいお人柄は今も変わらないなぁととっても幸せな気持ちに

なりました。

 

一緒に来てくれたお子さんは海外での生活の方が長いということもあり

私の記憶はもちろん(笑)。

日本語も所々しか理解できないみたいで

生活が変わると日本人でもそんなことあるんだ!

といろいろ発見もありました。

 

でも彼の瞳はあの頃のきれいな純心さは少しも変わらない

好青年として成長していました。

 

当時、1人で知らない街でまだ言葉も伝わらない状況の時に

優しく見守って下さって。

そのおかげでそのあとは少しずつ自信もついて

学校・職場と友人ができて

新たに違う街へ旅を続けることができました。

 

15年ぶりの再会。

懐かしいという感情もあったけど

会えば何も変わらない時間の隔たりみたいなものは感じなく

繋がりの大切さを改めて感じさせて頂きました。

 

次会えるのはいつになるか分からないけど

その時にはまた驚きと嬉しさがあるんだろうなぁ。

 

今は常に前を見て全力で突き進む。

でもたまには過去を振り返って過去の自分を

思い返してみるのも大事なのかもしれませんね。

 

15年前。ここに着いたときはとても不安でしたが

離れる時にはもうホームの駅になっていました。

 

 

念願のホスピタリティ専門学校。

ここでは小売店業やカスタマーサービスを現地の人たちと学びました。

 

 

お世話になったご家族のおうち。

きれいなお部屋をご用意していただきました。

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