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2023-02-24 11:16:00

あれから15年。by marunimocco

JUGEMテーマ:つながる幸せ

 

2月は新型コロナウィルスが少し落ち着いてきたと思ったら、

インフルエンザの猛威…。

一難去ってまた一難ですね。

体調に気を付けてくださいね!

 

先日、

いつも通りにご予約のお客様を待っていると

2人の親子がご来店くださいました。

その母親の笑顔を見ていると…どこか見覚えが。

あ!!

と思った瞬間。その頃をことが昨日のことのように思い出してきました。

 

今から15年前。

バーテンダーとして多忙を極めていたとき

子供の頃からの夢である留学を諦めきれず

後ろ髪を引かれる思いで仕事を退職して

オーストラリアへ単身で旅立ちました。

その話は長くなりますので今回は

割愛させて頂きます(笑)。

 

その当時にお世話になった日本人のご家族が一時的に帰国して

その間に顔を見せに来て下さいました。

そう思い出して母親の横を見てみると

背の高い大学生ぐらいの男の子。

「あれ⁉。確かお子さんが2人いて…」

「え!!」

 

当時、まだ4歳だったあの時の男の子が今は19歳!!

流石に時の流れの速さにびっくりで良くいる親戚のおじさんみたいな

リアクションになってしまいました!

 

でも面影はまだあってとても懐かしい気持ちにさせてもらいました。

 

今、そのご家族は私がお世話になった家があった街から少し離れて

違う土地でお仕事をされていらっしゃるようで

2人のお子さんも社会人と大学生に。

 

「あの頃は一生懸命部屋でも勉強して

学校も行って、仕事にも行ってきたよね。」

あの頃の自分をそんな風に見ていてくださったことがとても嬉しくて

 

「いつか自分のお店を持ちたいって話していたもんね。」

 

私以外にも一緒に過ごした人はたくさんいるのに

こうして覚えてくださっていて

あの頃の温かいお人柄は今も変わらないなぁととっても幸せな気持ちに

なりました。

 

一緒に来てくれたお子さんは海外での生活の方が長いということもあり

私の記憶はもちろん(笑)。

日本語も所々しか理解できないみたいで

生活が変わると日本人でもそんなことあるんだ!

といろいろ発見もありました。

 

でも彼の瞳はあの頃のきれいな純心さは少しも変わらない

好青年として成長していました。

 

当時、1人で知らない街でまだ言葉も伝わらない状況の時に

優しく見守って下さって。

そのおかげでそのあとは少しずつ自信もついて

学校・職場と友人ができて

新たに違う街へ旅を続けることができました。

 

15年ぶりの再会。

懐かしいという感情もあったけど

会えば何も変わらない時間の隔たりみたいなものは感じなく

繋がりの大切さを改めて感じさせて頂きました。

 

次会えるのはいつになるか分からないけど

その時にはまた驚きと嬉しさがあるんだろうなぁ。

 

今は常に前を見て全力で突き進む。

でもたまには過去を振り返って過去の自分を

思い返してみるのも大事なのかもしれませんね。

 

15年前。ここに着いたときはとても不安でしたが

離れる時にはもうホームの駅になっていました。

 

 

念願のホスピタリティ専門学校。

ここでは小売店業やカスタマーサービスを現地の人たちと学びました。

 

 

お世話になったご家族のおうち。

きれいなお部屋をご用意していただきました。