ブログ

2022-09-28 16:49:00

今こそデリカモッコの真骨頂。 by marunimocco

JUGEMテーマ:友達のこと

 

夏の暑さも落ち着いてきて秋の気配が訪れようとしています。

今年は台風が日本列島に接近してあちこちで被害も。

被災地の方のご無事をお祈り申し上げます。

 

新型コロナウィルスも第7波は過ぎましたが

依然高い数値で感染者が出ています。

その影響で

まだまだ経営的には厳しいですが

来てくださるお客様には最善のおもてなしを心がけています。

 

今年の春。

仲良くしていたご家族が奥様のご実家へ引っ越ししてしまいました。

お店にも何度も利用してくれたり、

プライベートでも一緒に出かけたり。

大人になって「友達」になることは難しくなってきていますが

 

「出逢えてよかった。」

そう思わせてくれる心の優しい大切な友達です。

 

ある時。

ふと何気なくどうしてるか気になって連絡をしてみました。

すると少し悩んでいる様子でした。聞いてみると、

その友人にはお子さんがいるのですが

新しい環境に未だ馴染めず学校にもあまり行きたくないと渋っているとのこと。

お母さんである彼女も

近くに頼れる友人がいなくて、それでも母として弱いところは見せずに

気丈に振る舞って子供の背中を押している毎日。

「自分の性格もすべて嫌いになりそう…。」

 

そんな彼女を。

そして毎日辛い思いをしながらも食いしばって登校しているお子さんを。

「私が救うことはできないだろうか。」

 

たくさん助けてもらったんだから。

今度はこちらが笑顔にする番。

 

喜んでもらえるエールを送ること?

直接会いに行って一緒に過ごすこと?

いろいろ考えてやっぱり私にできることは

好きだった料理を心込めて作って

「デリカモッコ」で幸せを運ぶこと。

 

”食卓を華やかにして笑顔になってもらう”

「今こそデリカモッコの真骨頂。」

 

早速、彼女のリクエストを聞いて

 

「どうかこのデリカであの頃の楽しかったことを思い出して

家族みんなが元気になりますように…。」

 

そんな想いを込めて準備をしました。

 

台風の影響で1日遅れて

希望の日には到着予定を遅れてしまいましたが

翌日に無事お届け完了。

 

後日。

彼女からメッセージが。

「ものすごい勢いで食べたよ!とっても美味しくて泣けてきたよ。

全員ニコニコの時間を過ごせました。ごちそうさま。」

 

そのメッセージをもらって

またこちらが幸せを頂いてしまい涙が溢れてきました。

 

 

人はよく

「前を向いて進まなきゃ。」とか

「とにかく頑張らなきゃ。」とか。

前へ進むことを目標として生きることがあるけれど。

 

「たまには後ろを振り返っていい。」

「あの頃は楽しかった。」って思いだしたっていいと思うんです。

 

昔、とんがっていた若い頃。

新しいステージへ向かう度に

全てゼロにして気持ちを新たにチャレンジ!

という私に可愛がって下さった上司が

 

「全てゼロにすることは俺たちのことも無かったことになるんだぞ。

ここまで出来るようになったのは今まで携わってくれた周り人がいるから。

それを忘れないようにしなさい。」

 

そんな温かい𠮟咤激励を頂いたことは今でも自分の心に大事にしている出来事でした。

 

だから。

 

自分が歩んできた道をたまには立ち止まって

そして振り返ってみて。

 

「私にはたくさんの楽しい思い出や応援してくれる友人がいる。

今までやってきたことは間違っていない。

これからだってずっと繋がっているんだ。」

って。

 

 

走る前には必ず助走がある。

 

今、がんばろうとしている皆さんへ。

そして

遠方にいる大好きな友人へ。

 

東京から精一杯のエールを送ります。

 

 

 

友人が好きだったカレーと一緒に思いを詰め込んで。

 

 

ご家族のお祝いも兼ねて。

 

 

友人が旅立つ日に投稿したSNS。

いま、わたしができること。

想いが届きますように。そしてみんなが笑顔になれますように。

 

 

 

 

 

 

 

2022-08-30 17:12:20

3年ぶりの再会。 by marunimocco

今年の夏は

3年ぶりの行動制限なしの夏休みが政府から発表がありました。

もちろん。

制限なしとは言っても

「何でも元通り」というわけではなく

良識ある行動をしていきましょうという意味だと

私は認識しています。

 

それでも

私にも遠方に高齢の親族がいます。

時間は止まることはないので

会えないとやっぱり身体のことや衰えていくことは必然的で

心配ではあります。

 

そこでここはやっぱり会っておくべき。

3年ぶりの再会に向けて

連絡を取りました。

 

前日からPCR検査を受けて

当日は抗原検査もして

結果はどちらも「陰性。」

 

移動も電車や飛行機は使わずに

車でのドアツードア。

滞在もいつもより短期間での日数で滞在しました。

 

目まぐるしく変わる東京と違って

ふるさとは良い時間が流れていて

ゆっくり休んでリフレッシュすることが出来ました。

 

まだまだ新型コロナウィルス感染は拡大していて

帰りたくても帰れないという方もたくさんいらっしゃると思います。

 

いつか昔のように。

気兼ねなく大好きな人たちの顔を見に行ける

未来が来ることを心から望んでいます。

 

 

結果は「陰性」。直前まではドキドキでした…。

 

深夜の高速道路。長距離でしたが安全面を考慮しました。

 

 

最高の里帰りでした!!

2022-05-24 15:29:23

365歩のマーチ。 by marunimocco

JUGEMテーマ:あしたのために。

 

桜も散って最近は20度を超える暑さがやってきましたね。

新入生や新1年生は

4月のドキドキの入学・就職から1か月。

少しずつ冷静になって周りが見えてくる時期ではないでしょうか。

 

ゴールデンウィークを終えると

俗に言う「五月病」という

精神状態が出てくる子もいて

「○○に行きたくない」

「○○が怖いから家に早く帰りたい。」

という不安定な気持ちが出てきてしまうようです。

 

実際大人でもここ最近は

人身事故が多発していて

心が痛くなる記事も目にすることが増えてしまいました…。

 

お店のお客さんや友人でも

新生活を送っている方のお話を聞くと

大なり小なり親御さんも悩みをお持ちのようです…。

 

そんな時にどんな言葉をかけたら

いいのでしょうか。

 

私もサービス業に20年以上従事していて

いろんな相談を聞いてきましたが

「人の心を救う」なんてことはもちろんできなくて

お話を聞いてあげることしかできないと悔しい想いもたくさんしてきました。

 

「もし自分が…。」

「もし自分の家族が…。」

 

そんな時,人の心を支えてくれるのは

音楽だったり、好きな本や映画だったりするのかもしれません。

 

「一日一歩、三日で三歩。三歩進んで二歩下がる♪」

昔の歌手が歌っていた有名な歌。

(今の人はほとんど知らない…!!?)

音楽は人に寄り添ってくれる素敵なものですよね。

 

どんなに遅くても

後ろに進まず1ミリでも前に出ることができるなら

その先も必ず道は開ける。

ペースは人それぞれ。

 

もし、私の身近な人で

悩んでいる人がいるなら

 

 

「一人に感じるかもしれないけど

あなたの周りには振り向けば

必ず誰かが手を差し伸べてくれる。」

「だから。

声を上げてほしい」

 

と伝えてあげたい。

 

そして。

マルニモッコという場所が

皆さんにとって

”心の拠り所”になれるように。

 

 

2022-03-24 17:31:00

奇跡の歌声 。 by marunimocco

JUGEMテーマ:つながる幸せ

先日の地震。皆様は大丈夫でしたか?

今月は3月11日の東日本大震災があった月。

あれから11年。

まだまだ風化させてはいけないと

何かメッセージも感じた先日の出来事でした。

大きな被害がこれ以上でませんように。

(311のことは前に触れたブログもあります。その記事はこちら。)

 

最近は桜も徐々に咲き始めて桜を見ると

いろいろ過去の思い出も一緒に甦ることがあります。

 

まだバーテンダーとして駆け出しのころ

渋谷のディープな街での修行中時代。

この頃に出逢った方たちはとっても個性的で温かくて

私の人生にとても影響を与えてくれた方たちと過ごした時代でもあります。

 

そのお店はお酒は本格的なカクテルを作るバーテンダーのマネージャーと

当時はまだ珍しかった無国籍料理を提供しているユニークなお店。

そして一番の売りは

ライブハウスではなく

ジャズやアコースティックギターの音楽を

食事しながら楽しめるかっこいいライブバー

でもありました。

 

音楽の知識もほとんどなかった私は

一から機材の勉強やアーティストさんのブッキングなど

いろいろ怒られながらも楽しく働く毎日でした。

 

そこに1人のおとなしそうな同い年くらいの青年が入ってきました。

「今日のアーティストさんのお友達かな?」

静かにテーブルに座って

その日のアーティストさんの音楽を聴いていとき。

「善土。1曲歌わないか?」

ステージから急なお誘いを受けて戸惑いながらステージにあがっていき

持ってきたアコースティックギターを構えて

「1曲だけ歌わせていただきます。」

 

と静かに話した後、おもむろに歌いだした瞬間。

 

「…!!!」

 

「なんだ彼の声は!!!?」

 

「切ないくらい綺麗な歌声に涙が。」

周りを見てみると

 

食事をしている人や話している人が皆

すべてを止めて彼の歌声とギターの音だけに集中していました。

 

こんな経験は初めてで

今でもあの時の衝撃的な出来事は忘れられません。

 

演奏後、

「次回は彼がメインで出演してほしい。」

強い想いで

マネージャーに懇願してブッキングしてもらいました。

 

 

何度か出演してもらううちに

年齢が近いこともあり

彼の生い立ちや音楽に対しての想いを語ってくれました。

 

多くは語らなかったのですが

ここに来るまでに壮絶な経験をして

それでも

「音楽だけは自分を唯一表現できるもの」

 

彼の音楽は単純に上手いだけではなく

背負っているものが言霊として乗っているから

人をここまでも惹きつけるのか。

 

まだまだ若造の新人バーテンダーの私には

ずっと前を歩いているように思えて

「このままじゃダメだ。」

「私ももっともっといろんな人や経験をして

人に納得してもらえるような人間にならないと!」

 

あれから20年。

彼は今はどうしてるかなぁ。

 

何気なく検索すると…。

楽曲を見つけることができました!

 

少し前だけど

それでも変わらず歌を歌っている姿に感動して

早速購入してきいてみると。

 

「あの頃の善土くんだ…。」

とても心に響く強いメッセージと彼の美しい歌声に

あの時、彼の歌声を聞いて涙した時と同じように

目頭が熱くなりました。

 

彼の名前は

青柳善土。」

 

是非ご興味ありましたら

彼の歌声を聞いてみてください。

 

そして。

彼のことを知っている人がいたら

「マルニモッコのオーナーは今でも

あなたの歌を聞いて生きる元気をもらっています。」

と伝えてください。

 

 

 

 

 

2016-04-13 17:28:00

世田谷でお花見。 by marunimocco

4月を迎えて新しい学校・職場だったり、
同じ場所で新たな年度を迎えたり人それぞれですが
どこかわくわくするのは暖かくなってきたせいでしょうかききき

桜もすっかり散ってしまって「儚さ」を感じている今日この頃です(笑)。桜

私たちもお花見に行ってきました!桜桜桜
時期が早かったり、天気が良くなかったりではありましたが
桜を見て、春を感じることが好きなので今年も充実したお花見でした。

世田谷には桜がきれいに咲くところがたくさんあって
「今年もいつもの場所で」桜
「来年はあっちの公園に」公園
またこの季節を楽しみに待つことが出来るんです!

昔からあるこの春の風物詩は
改めて日本人で良かったと思える風景でした。日本日本

皆さんは今年、お花見に行かれましたか。


お店の近くにある千歳船橋名物の「桜のトンネル」です。


世田谷一の名所「砧公園」の桜。


また来年のお花見まで!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10