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2023-11-25 16:10:00

カメラはただ人を写すだけじゃない⁉ by marunimocco

JUGEMテーマ:つながる幸せ

 

季節も変わってあの暑かった夏が嘘のように過ぎ去って

お出かけ日和の季節になりましたね。

 

先日、家族の行事で私も出かけて参りました。

その様子を撮ってもらうために

ずっと前からお願いしていたカメラマンの方に撮影をご協力頂きました。

 

その方は…

マルニモッコが開業してから

ずっとお願いしている

大好きなカメラマンさんの

 

kozakanaphoto さん

 

そもそも

時期は被らなかったけど同じ職場で同じ想いで働いていた

「同じ釜の飯を食たべてきた」ような関係の同志みたいな存在の方なんです。

 

何か仕事でも、プライベートでも

記念日には必ず

「この人に撮ってもらいたい。」

そう思わせてくれる温かい人。

 

今までも過去の仕事で写真撮影や取材はいくつか受けてきて

カメラマンとはそんなにお話することもなく

「クールでプロフェッショナルな仕事」という印象がありました。

 

でも。

kozakanaphoto さんの撮影は

違うんです。

撮影前の準備をしているとき。

料理を準備している撮影には直接的には関係がない時。

 

「日常の何気ない1コマもドラマチックな場面」にしてくれる。

 

撮影を迎えるまでの想いや生き方を

理解してくれて、カメラのファインダーを通して

”写真という形”として

【記憶を記録として】

思い出を忘れないように残してくれる。

 

カメラで撮るのは一瞬だけど

その写真はいろんな人の目に触れて

何年・何十年もある。

その写真に写っているのは

ただの被写体じゃなくて

 

たくさんの想いが詰まった1枚なんだ。

 

そんな風に想わせてくれる大好きなカメラマンのかなえさん。

 

おかげで私自身も仕事やプライベートで

一眼カメラを持つようになり、

見よう見まねで写真を撮るようになりました(笑)。

 

もし、

かなえさんに撮ってほしい!

という方がいれば是非ご紹介させていただきます!

是非是非お声掛けください。

 

そして

かなえさん。

いつも温かくて、忘れられない写真を撮ってくださって

ありがとうございます。

この先のマルニモッコの未来も

一緒に撮ってもらいたいので

よろしくお願いいたします。

 

 

2012年開業のお祝いでいただいた大切な品。記憶を記録に残してもらっている1枚。

 

 

開店初日に記念に撮ってもらった1枚。今とは少し内装も違うから過去の写真は貴重です!

 

 

お店の宣材写真が欲しい!とお願いして撮ってもらった写真。今でも大切に使わせていただいています。

 

先日の写真。これを見てるだけであの時の出来事がすぐに浮かんでくる。

 

フォトグラファー「kozakanaphoto」さん。笑顔で撮っている姿を逆に激写!本当に愛のある最高のカメラマンです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-10-28 15:39:00

茅ヶ崎サザン芸術花火2023

JUGEMテーマ:花火大会

 

今年もこの季節がやってきました!!

そう!

「茅ヶ崎サザン芸術花火2023」!

 

夏ごろからチケットの抽選販売が行われ

家族総動員でチケット獲得に名乗りを上げていました。

結果は…

 

 

「当選!!」

 

毎年参加できることに感謝!!

 

 

「茅ヶ崎サザン芸術花火」とは。

 

通常の花火大会とは一線を画し、「音楽」と「花火」を掛け合わせた花火エンターテインメントの先駆け“芸術花火”シリーズ。2018年に1アーティストの楽曲のみで世界初開催され、今回で4回目を迎える。花火競技会で総理大臣賞を受賞するレベルの屈指の花火師たちが全国から集結し、花火コレオグラファー大矢亮氏とともに「花火オールスターズ」として世界最高峰の花火玉を打ち上げ、芸術花火ショーを繰り広げた。  本編は約60分で、デビュー当時の曲から最新曲まで13曲のヒットメドレーで構成。サザンの45周年をド派手に祝うため、茅ヶ崎サザン芸術花火史上最大の火薬量の花火が用意された。

(yahoo記事から引用)

 

そんな素敵な花火大会をまじかで見れるのは本当に幸運でした。

 

そして花火当日。

今年はずっと晴れが続いて、当日も気持ちいい秋晴れ。

15時から開園していて

花火大会の前には

大型モニターで桑田佳祐さんの監督作品

「稲村ジェーン」が特別公開をされていました。

 

夕焼けの海を背景に湘南で屋外映画鑑賞なんて

なんて贅沢な時間。

 

そして。

日が沈んできて

いよいよスタート!

 

1曲目は

「ピースとハイライト」。

 

この楽曲は

かつて東アジアの紛争に心を痛めた桑田さんが

平和への願いを込めて作ったとされる1曲。

 

奇しくも

今、世界では

イスラエルとパレスチナ自治区との戦争で多くの子供やお年寄りが

犠牲者になっていて

悲しいニュースが毎日流れている。

そんなときにこの歌を

同じ空間でみんなで聞くことに何か大きな意味を持つんじゃないか。

 

それと同時に

日本という安全な国で

このきれいな花火を純粋に楽しめていることを

当たり前に思ってはいけない。

この曲から

私はそんなメッセージがあると思っています。

 

 

最初の桑田佳祐さんの合図があり

真っ暗な海の中、数秒の静寂から

ピアノの静かな音と合わせて

1本の導火線が高く舞い上がり、

ファンファーレのようなイントロと同時に大きく開いた花火と

観客からの感動の歓声とたくさんの拍手を聞いた時、

胸が熱く、こみ上げてくるものがありました。

 

その後も

有名な曲や新曲も交えて約1時間は夢のような時間。

 

終わった後も

同じ会場で

見知らぬ人とこうして同じ経験をすることは

やっぱり素晴らしく

コロナとの共存が少しずつ日常生活で

定着してきて

今まで我慢していた行動制限も解除して

またみんなで笑顔で過ごすことの有難さを

感じながら

余韻に浸って帰路につきました。

 

また来年。

その時はイスラエルとパレスチナの紛争が終結して

世界の人々がまたかつての平和な日常を

迎えられる日が訪れますように。

 

 

 

 

 

 

2023-06-26 15:16:00

おかげさまで11周年。 by marunimocco

JUGEMテーマ:お祝い

 

 

2023年6月15日。

おかげさまで千歳船橋バル マルニモッコは

11周年を迎えることが出来ました。

皆様にご愛顧を賜りまして

心より御礼申し上げます。

 

11年のうち3年間は新型コロナウィルス感染拡大の影響で

営業もままならない状況でした。

感染症法が5類に引き下げたとはいえ

まだまだ収束したとはいえず

経営的には厳しいのは変わりません…。

 

それでも

ようやく規制も緩和され従来通りの営業を再開することが出来ました。

 

そして

ここまで続けられている一番の要因は

どんな状況でもずっと支えてくださったお客様がいてくれるから。

この想いにやはり恩返しという形で還元したい。

 

自分なりの

【再スタート】。

 

みんながわくわくしてもらえるような。

そして自分自身も楽しめるように。

そんな時、

普段よく来てくれる常連の年配の男性が

「ここに来るのは美味しいカクテルを作ってくれるからなんだ」

とおっしゃってくださいました。

 

また別の日でも。

先ほどのお客さんとは違う方が

「良く昔は銀座や赤坂のバーに行ったけど、最近は全然都心には

出かけないからいけないけど、ここに来たらそれが飲める。

すごく懐かしい気持ちになるよ。」

とここでも私の経歴を知ってくれてのことなのか

カクテルをほめていただくことが続いていました。

 

 

「これだ!!」。

 

 

皆さんに普段はスペインバルだからカクテルを作るのは

コンセプトがぶれると昔、大先輩からお𠮟りを受けて(-_-;)

控えていたけど、イベントで作るのは

楽しんでもらえるかも!!

 

さらに!!

イベント期間中は毎日来ていただいても飽きがこないように

日替わりでカクテルをつくろう!!

 

そうと決まると

後はどんどんカクテルのレシピを思い出し

メニューを作成。

内容も偏らないように

強さも3段階に分けて

テイストもバランスよく。

 

次の日に酒屋さんやお酒のサイトを見ながら

何を仕入れるか。

バーテンダーだったあの頃は

責務だったこの作業も

今は楽しんで出来ている。

 

まるで

宝石が好きな人が

ジュエリーショップで好みのダイヤを探すように。

 

洋服が好きな人が

セレクトショップで

好きな人がどんな洋服が似合うか考えるように。

 

自分の中で

相手を想いながらカクテルを作らせてもらうことが

どんなに幸せな時間なのか。

改めて皆さんに感謝を込めて作らせてもらいたいと意欲がわいてきました。

 

 

いろいろ考えて

あれよあれよいう間に

11周年当日。

事前の告知もあって

楽しみにたくさんのお客様が

3日間限定ではありましたが

通ってくださいました。

 

 

これだけではないんです!!

実はお料理も実は

ワクワクしながらご用意したメニューがあったんです!!

 

それはまた次回に。

 

この場を借りて

この11年。

順風満帆ではありませんでしたが

皆様に支えていただいて

この日を迎えることができました。

 

12年目。

まだまだ諸先輩方に比べたら半人前のお店です。

 

これからも

「誰が為に」。

 

この気持ちを忘れることなく

努力してまいりますので

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう

宜しくお願い致します。

 

千歳船橋バル マルニモッコ

 

 

お酒を眺めているだけで幸せでした!

 

これを機にシェイカーも新調してテンションも上がります!

 

 

3日間限定の日替わりカクテルフェア開催!

 

 

 

かつての教え子たちからのお祝い!ありがとうございました。

 

 

友人や昔からの常連さんたちからお花を頂きました。ありがとうございました。

 

 

 

今は高価な代物となったシャンパン!お祝いに頂戴しました。ありがとうございました。

 

 

12年目のマルニモッコもよろしくお願いします!!

 

 

2023-05-01 17:35:00

時の流れ 2023。 by marunimocco

JUGEMテーマ:あしたのために。

 

政府は新型コロナウィルス感染拡大の対策を1段階緩和して

感染症法に位置付けを2類から5類に移行することを決定しました。

それにより水際対策も緩和され

人の流れも徐々に増加傾向になっています。

 

お店は…というとまだまだコロナ以前のような活気が戻るには

もうすこし時間がかかりますが

愚直にやれることをやっていこうと思います。

 

先日、千歳船橋の名所とも言うべき桜の木が地権者の方が

土地を明け渡すということで倒壊することになってしまいました。

小さい頃からずっと見ていた桜の大木。

ここにあることが当たり前で

春になると毎日通っていた場所。

「当たり前」なんて言うものはやっぱりないんだよね…。

とそばで見ていた知り合いのおばちゃんと名残惜しい気持ちで見ていました。

それにしても残念です…。

 

 

 

新型コロナウィルスの認知が一端落ち着いたところで

今年に入ってから私の周りでは新しいことにチャレンジする人や

一度今のキャリアをリセットする人たちがいました。

 

一緒のタイミングで開業したり、ヘッドハンティングされて転職したりした言わば同志たち。

私から見たら、第一線で活躍してきた尊敬する人たちが

こぞってその道を潔く離れて新たな道をまた開いていて、

先を見るスピードの速さにどこか置いて行かれている感覚さえ感じるほど。

 

そんな中、千歳船橋に私の憧れのオーナーさんのお店も4月で閉店されるとこ情報が…。

駅の反対側で営んでいらしたその方は

料理の腕が一流で野菜の使った料理は天下一品!

ワインにも造詣が深く。

そしてなにより、仕事に対して一切の妥協がなく

とても真摯に料理に向き合ってるは

正直真似ができないレベル。

 

そんな最高のお店が7年で閉店…。

「真摯に営業していればお客様があとはちゃんと判断してくれる」

そんな私の価値観というものが崩れていくようで

当初は私自身もお店を存続するか悩むほどでした。

 

「パフォーマンスが最高の状態できれいに幕を閉じる」

もしくは

「完全燃焼するまであがいてみる」

 

どちらかを選ぶかはその人次第。

 

 

だけど。

素直に同じ世界で切磋琢磨した人たちが離れていくことは

どっちの信念でも寂しいということ。

 

 

この街でMarunimoccoも今年で11年。

本当に皆様が求めているお店なのか

今一度考えさせられる出来事でした。

 

千歳船橋の桜の名所

毎日ここで写真を撮るのがお気に入りでした。


 

 

自然が破壊される光景はやっぱり悲しいなぁ・・・。

ずっと遺しておくことは難しいんだろうけど。

 

 

2023年現在の千歳船橋の風景。

この風景もいつか変わってしまうと思うと

「諸行無常」という言葉が心に響きます。

 

 

2023-02-24 11:16:00

あれから15年。by marunimocco

JUGEMテーマ:つながる幸せ

 

2月は新型コロナウィルスが少し落ち着いてきたと思ったら、

インフルエンザの猛威…。

一難去ってまた一難ですね。

体調に気を付けてくださいね!

 

先日、

いつも通りにご予約のお客様を待っていると

2人の親子がご来店くださいました。

その母親の笑顔を見ていると…どこか見覚えが。

あ!!

と思った瞬間。その頃をことが昨日のことのように思い出してきました。

 

今から15年前。

バーテンダーとして多忙を極めていたとき

子供の頃からの夢である留学を諦めきれず

後ろ髪を引かれる思いで仕事を退職して

オーストラリアへ単身で旅立ちました。

その話は長くなりますので今回は

割愛させて頂きます(笑)。

 

その当時にお世話になった日本人のご家族が一時的に帰国して

その間に顔を見せに来て下さいました。

そう思い出して母親の横を見てみると

背の高い大学生ぐらいの男の子。

「あれ⁉。確かお子さんが2人いて…」

「え!!」

 

当時、まだ4歳だったあの時の男の子が今は19歳!!

流石に時の流れの速さにびっくりで良くいる親戚のおじさんみたいな

リアクションになってしまいました!

 

でも面影はまだあってとても懐かしい気持ちにさせてもらいました。

 

今、そのご家族は私がお世話になった家があった街から少し離れて

違う土地でお仕事をされていらっしゃるようで

2人のお子さんも社会人と大学生に。

 

「あの頃は一生懸命部屋でも勉強して

学校も行って、仕事にも行ってきたよね。」

あの頃の自分をそんな風に見ていてくださったことがとても嬉しくて

 

「いつか自分のお店を持ちたいって話していたもんね。」

 

私以外にも一緒に過ごした人はたくさんいるのに

こうして覚えてくださっていて

あの頃の温かいお人柄は今も変わらないなぁととっても幸せな気持ちに

なりました。

 

一緒に来てくれたお子さんは海外での生活の方が長いということもあり

私の記憶はもちろん(笑)。

日本語も所々しか理解できないみたいで

生活が変わると日本人でもそんなことあるんだ!

といろいろ発見もありました。

 

でも彼の瞳はあの頃のきれいな純心さは少しも変わらない

好青年として成長していました。

 

当時、1人で知らない街でまだ言葉も伝わらない状況の時に

優しく見守って下さって。

そのおかげでそのあとは少しずつ自信もついて

学校・職場と友人ができて

新たに違う街へ旅を続けることができました。

 

15年ぶりの再会。

懐かしいという感情もあったけど

会えば何も変わらない時間の隔たりみたいなものは感じなく

繋がりの大切さを改めて感じさせて頂きました。

 

次会えるのはいつになるか分からないけど

その時にはまた驚きと嬉しさがあるんだろうなぁ。

 

今は常に前を見て全力で突き進む。

でもたまには過去を振り返って過去の自分を

思い返してみるのも大事なのかもしれませんね。

 

15年前。ここに着いたときはとても不安でしたが

離れる時にはもうホームの駅になっていました。

 

 

念願のホスピタリティ専門学校。

ここでは小売店業やカスタマーサービスを現地の人たちと学びました。

 

 

お世話になったご家族のおうち。

きれいなお部屋をご用意していただきました。

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